二科展 全国ポストカードデザイン大賞部門にて、「真如」が、入選いたしました。
ポストカード作品が、2019年10月30日から11月10日の間、大阪市立美術館(大阪市天王寺区)にて展示されました。
最終日の11月10日に表彰式にも出席いたしました。
このような機会をいただいたことを心から感謝します。
「龍神の足袋」と「真如」
龍神は、古来から水の神あるいは、豊穣の神として崇められています。
龍神の中でよく知られているのは、四神の一つの青龍です。青龍は災いを振り払い、運気を好転させ開運を開き、成功を呼び込むと信じられています。この龍神を足袋に描いて無病息災、安全、そして開運を呼び込むことを祈願して作成したものです。
一方、「真如」とは、京都妙心寺の境内の桂春院にある、悟りの境地を意味する真如の庭にあらわされているように、仏教の言葉で「悟りの境地」あるいは「真実の姿」を意味しています。
私の創作活動は「私の作品を見てくださる人の心に喜びの芽を出すお手伝いをしたい。」を中心に据えています。
龍神は、私の活動に活力を与えていただいているもの、真如は、創作活動を続ける私の内なる気持ちの方向を示す羅針盤のようなものの2つを表したいと思い創作を行いました。